見られて恥ずかしくない背中にしよう。

そんな話をします。

かつて、Facebook で、
どこかの企業が出していた広告が
印象に残っています。

本来であれば、引用元を提示
しなくてはならないのですが、
思い出せないので、
記憶に蘇ったら明示させて
いただくとして。

その広告は、こういうものでした。
覚えておいてください。

いつの日か

あなたの子どもが成長したとき、

彼はあなたのアドバイスではなく、

あなたがしてきたことを、

手本にすることを。
もう、本当に。

その通りだと感じたのですが。

ストレートに言われると
ドキっとします。

志賀内さんという方がいます。

経営コンサルタントであり、
飲食店プロデューザーであり、
コラムニストである、志賀内さん。

そんな彼のコラムに、
「真っ直ぐな心を育む」(*1)
というものがあります。

とある、親子。

父親と、高校2年生の長女が
歩いています。

すると、目の前の歩行者信号が
赤になりました。

道幅もそんなに大きくなく
車通りもありません。

そのまま、赤信号を渡ってしまっても
良い環境ではありますが、
そのお父さんは、青になるまで
待っていました。

すると、その長女。

「やっぱり、お父さんは、信号が変わるまで
渡らへんかったなあ。私の思った通り。」

「お父さんは、人が見てても見てなくても
ルールを守ると思ったから。この前も
偶然見かけた時、今と同じように待ってた。
多分、信号に限らず、何事もルールは
守ってるんやと思う。そんなお父さんは
私の目標やねん。」

そして、志賀内さんはこう続けます。

「ちょっといい話」ではありますが、
怖くもあります。

もし、「急いでいるから」とか
「深夜で車も通らないから」と
渡っていたら・・・。

「このくらいなら大丈夫かな」と
赤信号で渡っているうちに
基準がどんどん緩くなってしまい、
「このくらいならいいだろう」という
考え方が、無意識のうちに
他の場面にも広がっていきます。

(*1)
『夢そだて』
平成25年1月1日 第428号

赤信号に関しては、
私自身は、自分の哲学を持っているのですが
それはさておき。

一度基準を緩くすると、その基準は
「更に緩くなる」という切り口。

そして、子どもの前と、そうでないときの
態度の違い、という切り口には。

感じ入るものがありました。

語れる背中を持ち続けたいと、
改めて思いました。

ところで、先日。

妻との結婚6周年の記念日でした。

両親と、妹夫婦から
似顔絵をもらいました。

妹が単身、2人の写真を握りしめ
某・観光スポットを訪ねて
そこの似顔絵師に描いてもらったそう。
添付ファイル:20130408.jpg

こういうの、嬉しいですね!

自分たちだけだったら、
恐らく、描いてもらわないもん。

私の仲間のひとりは、

「自分では買わないけど貰ったら嬉しいもの」

のリストを作っていて。

それを、人への贈り物の際に
活用しているそうです。

やるなあ。

今日も、素敵な1日を!

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