今、人材育成についての
教材を書いています。

その資料の中から
『父は忘れる』という詩を
紹介されてもらいます。

『父は忘れる』

リヴィングストン・ラーネッド

坊や、きいておくれ。

おまえは小さな手に頬をのせ、
汗ばんだ額に金髪の巻き毛をくっつけて、
安らかに眠っているね。

お父さんは、ひとりで、
こっそりお前の部屋にやってきた。

今しがたまで、
お父さんは書斎で新聞を読んでいたが、
急に息苦しい悔恨の念にせまられた。

罪の意識にさいなまれて、
お前のそばへやってきたのだ。
お父さんは考えた。

これまでわたしは、
お前に随分つらく当たっていたのだ。

お前が学校へいく支度をしている最中に、
タオルで
顔をちょっとなでただけだといって叱った。
靴を磨かないからとって、叱りつけた。
また、持ち物を床の上に
放り投げたといっては、どなりつけた。

(中略)

何という習慣に、
お父さんは、とりつかれていたのだろう!

叱ってばかりいる習慣、
まだほんの子どもにすぎないおまえに、
お父さんは何ということをしてきたのだろう!

決してお前を愛していないわけではない。
お父さんは、まだ年端もゆかないお前に、
無理なことを期待しすぎていたのだ。

お前を大人と同列に考えいたのだ。

お前の中には、善良な、立派な、
真実なものがいっぱいある。

お前の優しい心根は、
ちょうど山の向こうからひろがってくる
あけぼのを見るようだ。

お前がこのお父さんにとびつき、
お休みのキスをしたとき、
そのことが、お父さんにははっきりわかった。

ほかのことは問題ではない。
お父さんは、おまえに詫びたくて、
こうしてひざまずいているのだ。

お父さんとしては、
これが、せめてものつぐないだ。

昼間にこういうことを話しても、
お前にはわかるまい。

だが、明日からは、
きっと、よいお父さんになってみせる。

お前と仲よしになって、
一緒に遊んだり悲しんだりしよう。

小言を言いたくなったら舌をかもう。
そして、お前が子供だということを
常に忘れないようにしよう。

(後略)

いかがでしょう。

敢えて、私の解説は入れずに
お届けしたいと思います。

感じ入る部分があれば、幸いです。

さて、ここからは
昨日の編集後記の内容の一部です。

質問をいただいたり、
これをきっかけとして
幾人かの読者さんとも
新しくコミュニケーションを
とることができました。

ありがとうございます!

【以下、昨日の編集後記 ↓】

人それぞれに、想いや、悩みがあります。

それは、親だって、経営者だって、同じ。

心の隅に、どんよりと
ネガティブな思考を置いておくと、
それはいつしか「澱(おり)」となって、
心に重くのしかかります。

本当は、自分自身で
取り除くことができるのに、
その方法がわからず、
長く放置してしまうことも多々あります。

例えば、フィギュアスケートの浅田真央選手。

彼女のフィギュアスケートの技術は、
日本でもトップクラスです。

それでも、
彼女には「コーチ」がついています。

実力面では、
コーチよりも浅田真央さん自身の方が
上なのに。

なぜでしょうか??

それは、彼女の成長を
「本気で見つめる人物」が必要だから。

コーチがいるからこそ、
彼女の成長は2倍にも3倍にも
加速しているのです。

これは、スポーツの世界に限ったことなのか?
答えは、「No!」だと思います。

どんな人にだって、コーチがいれば
その成長は劇的にポジティブな方向に
向くはずなんです。

私のコーチング・サービスは、
経営者向けに、月額 20 万円いただいて
行わせてもらっています。

今回、その内容を
「ママさん向け」に特化して、
新たにサービスを始めることにしました。

・電話 or Skype (ご希望があれば対面で)
による 1時間のセッション。

・メールでの質問、無制限。

自らを高めるため、
お持ちの「問題」を解決するため、
人生相談のため、
どんな使い方をしてもらっても構いません。

費用は、経営者向け価格の
10 分の 1 以下にします。

ご興味ある方は、まず、
「無料の個別相談」を受けていただき、
その上で、今後の話をできれば嬉しいです。

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【限定 3 名の募集です。】

素敵な夕暮れの時間をお過ごしください。

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