ピラミッドと歴史

「ざっくり」と「簡単」に「時代の全容」を理解する、
という目的で歴史を効率的に学ぶ方法をお伝えしています。
この方法の利点は一気に全ての時代の流れを理解するので
「歴史の中で迷子にならない」という点です。
前回、弥生時代が終わりました。
今日は、その次の古墳時代からですね。

その前に少し、縄文、弥生の流れを復習しましょう。

縄文時代ではウホウホ狩猟と採集を楽しんでいました。
そして狩りや採集で集めた食料は
基本的に平等に分け合っていました。
みんな仲良し縄文時代!ですね。

その後、弥生時代で稲作をして定住し始めると、
隣の肥沃な土地が羨ましくなる。
技術も発達してくるので、
武器も殺傷能力が高くなっていくんですね。
ここで戦争が多く起こり、
勝ったヤツが威張り始めて身分の差ができるんです。

今日のお話はここからですね。
身分差が出てくると今度はその身分を
誇示したくなるのが人間なんです。
そこで、その力を表す為に王様はある大きな建造物を作ったんです。
エジプトにも似たようなのがありますね。
そう、ピラミッドがヒントです。

ご存知、古墳ですね。
前方後円墳が有名ですが、方墳や円墳なんてのもあります。
この頃になると、自分のお墓を大きく作って威厳を示します。
あんな大きなものが作れるのは当然、大きい国だけですね。
一見、道楽のように思いますが、
大きな建物を作って力を誇示することで
「無駄な戦争」を避けるという利点もあるんです。
そんな大きな国がいつしか
「ヤマト」と呼ばれるようになったんです。

古墳時代(ピラミッドで権力を誇示した大和朝廷)
下記が出て来たら「古墳時代」っぽいと思って下さい。
(1)埴輪
(2)古墳(特に前方後円墳)
(3)大和朝廷の始まり

徐々に前半の流れが染み込み始めたのではないでしょうか。

今日はここまでにして、次回に続きます。

それでは今日も良い1日を!

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