“人生は一箱のマッチに似ている。
重大に扱うのは莫迦莫迦しい。
重大に扱わなければ危険である。”

読んでいた本に、線を引いてあった箇所です。

芥川龍之介さんの
『侏儒の言葉』という本です。

本の中には、結晶化された言葉が
溢れています。

例えば、
重松 清さんの『流星ワゴン』。

“泣けばいい。
悲しいんだと伝えてくれればいい。
親にとってなによりもつらいのは、
子どもが悲しんでいることではなく、
子どもが悲しみを
自分一人の小さな胸に抱え込んでいる
ことなのだと、
僕はやり直しの現実で知った。”

本に引いた線は、心にとっての
「フック」のような存在だと思っています。

引いた場所の言葉を
そのまま覚えるのではなく、
後から「あ、そういえば、あの本に
こういう表現があったな。どこだっけな。」
となったときに、
思い出したり、見つけたりするための
引き出しの取っ手のような存在です。

チープな言葉ですが、
本は、人生を豊かにします。

そして、本って
「投資」に対しての「リターン」が
すさまじいと思うのです。

子どもを、本好きにしてあげることは、
その子の人生に大きく影響すると感じます。

今日も、素敵な時間をお過ごしください。

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