家にあるモノ、
基本的に「在庫量」として
増えている家庭が多いと思うんです。

人それぞれですが、
だいたいが、「モノを捨てる」より
「モノを買う」方が簡単だから。

「捨てる!」という決断より、
「欲しい、買おう。」と思う決断の方が
人はしやすいと思うから。

そんな家庭のための片づけ術、
書いてみます。

我が家には、子どもが3人います。

家族、5人。

5人いるとですね。

まぁ、なんというか
モノが増えるんですな。

それを、どう片づけ、収束させていくか。

今日は、ひとつ、
とても簡単な方法を書いてみます。

それは、「動かす」です。

書店に行けば、
数多くの「収納」や「整理」、
「断捨離」の本があります。

即効性の高い「片づけ」を目指す方は、
そういった本を読んでいただきたいのですが、

今日は、もうちょっと簡単なところで。

日々、暮らしていると
家の色々な場所に「聖域」のような
ものができてきます。

何となく、本が積み上がっている場所。

文房具が、どさりと入った引き出し。

子どもが学校からもらってきた
プリントや冊子がぐちゃりと置いてある場所。

何となく整理されてない気はするけど、
「そういう場所なんだ」と思って、
ついつい「片づけの対象」としない場所です。

スピリチュアル的な要因でも語れるのですが、
今日は、もう少し一般的なアプローチで。

こういった「聖域」は、
強引な言い方をすると、家族全員の目が
「慣れている」状態にあります。

空間に「馴染んでいる」状態です。

そういう場所を「整理しよう!」と思うと、
多くの決断が伴うため、
作業としてはちょっと苦痛です。

で、「動かす」です。

その「聖域」にある全てのモノを、
別の場所に移動させてください。

別に、「整理しよう!」と思って
移動させなくても良いです。

ただ、山を別の場所に移動させる、
といった感じ。

実はこれだけで、半分くらいは
その山の「ごちゃごちゃ」は解消します。

なぜか。

そこに風が吹くからです。

光が当たる、と言っても良い。

「あ、これ。こんなところにあったんだ。」

「さすがに、これはもういらないなあ。」

「この本、あっちの本棚に入れておこ。」

と、ですね。

家族全員が、何かしら、
小さな発見をするんですね。

そして、苦痛をあまり伴わない
「小さな決断」が結集します。

空間に馴染んでいる状態では
見えなかったものに、
光が当たるから起こる、
小さな化学反応です。

こうして聖域を移動させていくと、
モノの総量が減り、
それぞれが「帰るべき場所」に帰る機会を
与えられます。

しばらく続けていると、
いつのまにか、すっきりしている空間に
気がつくと思います。

片づけ術のひとつして、
覚えておくと便利・・・!

今日も、素敵な1日を!

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