Amazon の Kindle を買って以来、
伊坂幸太郎さんの小説を読みあさっています。

彼の文体、ストーリー、ちょっと趣味走ったところ、
全てが本当に心地よく、
寝る前にはほとんど毎日、読んでいます。

そんな彼の小説から、一節を。

『チルドレン』という小説の中に、
陣内という人物が登場します。

彼の台詞。

「そもそも、大人が格好良ければ、子どもはぐれねえんだよ。」

ある少年がいました。

彼のお父さんは、役場の職員です。

あるとき、友人が免許取得のために住民票を取りにいった際、
彼も何となくついていきます。

その際、たまたま少年の父が、窓口でクレーム対応をしていました。

市民に怒鳴られ、平謝りする父。

そんな父の姿をみたすぐ後、彼は喧嘩をして退学になってしまいます。

ここでの、伊坂幸太郎さんの表現が染み入ります。

曰く、

「父親の不甲斐ない姿は、子供に相当なショックを与える。
(中略)自分の遺伝子の半分に「劣等」のラベルを貼られたような、
自分の根っこに屈辱を受けたかのような、
そういう傷つき方をする。それは憤りや落胆に変わる。
そして、荒れる。」

うーん、となってしまいました。

この後、いくつかの経緯を辿り、
陣内は「少年の父親」を、自身のバンドのボーカルに迎え入れます。

そのライブを観にきた少年。(彼の台詞だけ抜粋。)

「すげえ、格好いいっすよ。やばいっすよ」

「ボーカルも、あの歌っているおっさんも格好いいっすね」

「あ」

「やっぱりそうだ。歌ってるの、親父だよ。」

ここで、この章は終わりです。

なんか、いいなあ、と。

かっこいい父親でありたいと改めて思う、今日なのでした。

素敵な1日を!

伊坂幸太郎さんの『チルドレン』はこちらです。

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