普段、あまりネガティブな思考は
しないようにしているのですが。

ちょっと、思うことがあって
今日は書いてみようと思います。

昨日の話です。

地下鉄のホームのベンチに座って、
本を読みながら
電車を待っていました。

配置としては、こんな感じ。

○■○○○

5席あって、
向かって左から2番目に
私が座っていました。

最初は、左の端っこに人が座っていて
途中で彼が去ったので、
こういうフォーメーションになりました。

で、その後です。

向かって右の3席の空き椅子に
家族連れがきました。

○■○○○

夫婦と、子ども2人。

「4席あった方がいいだろうなー」
と思って、端っこにズレたんです。

■○○○○

そうしたら、その夫婦
私に目もくれず、会釈もせず、
「どうも」の言葉すら
言わなかったんですね。

恐らく普段だったら
全く気にしないのですが、このときは
なぜかアンテナに引っかかりました。

で、考えました。

なんで、気になったんだろう・・・。

すぐに答えは出ました。

子どもがいたからです。

この子どもたち、
きっと、お礼を言うのが苦手な人になるな、
と思ったんです。

結局のところ、
親が子どもに対して、どんなに

「あいさつしなさい」

「お礼を言いなさい」

と伝え続けたところで、
親自身がやってなければ、
子どもはやらないんですよ。

やったとしても、「気持ち良く」は
やってないはずです。

親が、どんな人にでも、
どんな小さなことにでも
真心と感謝の気持ちを持って
コミュニケーションを取っていれば
子どもは勝手に、そういう風に育ちます。

その逆も、然り。

ああ、残念だなあ。

子どもに見せるチャンスだったのに!

と思って、
アンテナに引っかかったんだと思います。

我が家でも思い当たることがあります。

食事中、子どもらが落ち着いて座ってられず
ちょっと目に付く時期があったんですね。

夜、妻と話してみて。

「ああ、そういえば、最近、
仕事がバタバタで、
僕自身が落ち着いてなかったかも。」

「明日から、全員の食事が終わるまで、
意識して、席を立たないようにしてみるね。」

「ビールとかケチャップとか、手間だけど、
しばらく、○○○(妻の名前)が
持ってきてくれる?」

それから1週間。

私は何があっても席を立たず、
子どもとの食事を楽しむようにしたんです。

そうしたらです。

落ち着きのなさなんて、
すぐに直ったんですね。

あっという間です。

姿勢良く椅子に座って、
最後まで食べるようになりました。

ふたりとも。(当時は、まだ子ども2人でした。)

ああ、結局、親なんだなあ、と。

子は、親の鏡とは。

昔の人は、
うまいこと言ったもんだと思います。

今日も、素敵な1日をお過ごしください!

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