チャイルドシートに座る女の子

長男(第三子)のK君、1年間で随分と成長したものです。

弱々しい鳴き声が、空気を引き裂くような叫び声へ変化しました。
か細い手足が、おもちゃを鷲づかみにしてガンガンと叩き付け、
お父さんの顔面を蹴っ飛ばすようなたくましい手足になりました。

遊び方もアクティブになり、海中のマグロのように動き続け、
電池が切れたかのようにパタンとお休みモードに入る
そのデジタルな動きには、感動さえ覚えます。

さて、成長とともに心配なのが、日常生活における事故。
今まで平気だった状況でも、K君の身体能力が
ある臨界点を越えた瞬間に事故の可能性が生まれます。
既に「ベビーサークルの柵を乗り越え→床に転落→大泣き」は
10ヵ月の段階で1回やらかしました。
すぐに柵の高さを上げました。

現在心配なのが自動車内のチャイルドシート。
運転席の後ろの席に後ろ向きに座らせていますが、
締め付けがお嫌いなようで、
ベルトをはずそうと試行錯誤します。

こちらは「脱出」成功の度に、ベルトと身体の間に
タオルをはさむなどして締め付けを強めますが、
K君はその度に新たな課題をクリアしていきます。

まさに親と子の知恵比べ。

最近は上半身の「脱出」はお手の物で、巧みにベルトをすり抜け、
自動車の前方を見ようと身体をよじらせます。
それでも、さすがに腰から下のベルトは外せまいと
高をくくっていました。

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