赤ちゃん:指

生まれたばかりの赤ん坊は
「寝る、泣く、ミルクを飲む、うんちとおしっこをする、また寝る」
の繰り返しです。
最初の頃は豊かな表情がある訳でも無く、
泣いても何を伝えたいのかよくわかりません。
お母さんの中には強いストレスを感じてしまう方もいるでしょう。

そんな時、こんな風に考えたらどうでしょうか。

子どもは成長につれ、様々なことを考えるようになりますから、
そのリクエストも多様化します。
子どもを理解し、リクエストに応えるのも
徐々に大変になっていきます。
それに比べ、赤ちゃんの最初の頃のリクエストはとてもシンプルで、
「ミルクちょうだい!」か「オムツ替えて!」のいずれかです。
泣き方、微妙な表情、手足の動かし方、
顔色などからいずれかを選びます。
そのうちに「指をしゃぶる仕草をしたらミルク」
「足をバタつかせたらオムツ」などの特徴が分かってくるでしょう。
そして、しばらくすると「眠い」など、
リクエストの選択肢も増えてきます。
親の方もそれに合わせて徐々に「読解力」がアップしていきます。

やがて、子どもは言葉を覚えていきますが、
言葉で自分の気持ちを正確に伝えるのは大変難しい。
もしかしたら、大人だって言葉だけで
伝えきれてないかも知れません。

そんな時に言葉以外の「表情、仕草」などから
気持ちを読み取ることができれば、
子どもをより正確に理解してあげられるでしょう。
そう、「赤ちゃんのリクエストを読み取る作業」は
その言外の気持ちを読み取る準備トレーニングなのかもしれません。

赤ちゃんが0歳なら、親の方も「親として0歳だ」
と良く言いますよね。
赤ちゃんは親の成長に合わせて、
徐々にそのリクエストを増やしていくかのようです。

いずれ良好な親子関係にとって必要な親の能力を徐々に
マスターできるようにうまくできているのでは無いでしょうか。

このように「親も赤ちゃんと一緒に成長していくのだ」と考えれば、
少しは気が楽になるのではないでしょうか。

 

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