歯ぎしりの種類

こんにちは。

熱さを通り越してそろそろ涼しくなってきました。
この時期風邪を引く方が非常におおいですが、
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回は歯ぎしりについてです。
大人の歯ぎしりと子供の歯ぎしりでは意味と意義が違います。
今回は「子供の歯ぎしり」についての話です。

みなさんが歯ぎしりと聞いてまず思い浮かべるのは
ギリギリとした音だと思いますが、
必ずしも歯ぎしりをして音がなるとは限りません。
形態や力、動かし方などによっては音がせずに歯ぎしりを行います。

【歯ぎしりの種類】
歯ぎしりの種類は大きく分けて3つです。

「グラインディング」
石臼のように顎を前後左右に動かす歯ぎしりです。
音がしたり歯がすり減る一番の原因です。

「クレンチング」
ぎゅ〜っと食いしばる歯ぎしりです。
音がしにくいので気付きにくいです。
顎や肩の疲れに関わります。

「タッピング」
ご飯を噛むようにカチカチと顎を動かします。

【歯ぎしりの意義】
歯と骨の間には歯根膜という靭帯があります。
この歯根膜への噛む刺激は脳の成長にとても大きな役割をします。
また、歯根膜から脳に刺激が与えられると唾液や胃液を分泌し、
腸の運動を促進してくれます。

このように、歯ぎしりは成長を促進させる意味もあります。

ただし、
「下の前歯が見えないくらい噛み合わせが深い噛み合わせ」
だと、過度な力が前歯にかかって歯が欠けてしまったり、
「受け口」などの場合はより下顎の過度な前方成長を
助長してしまうことがあります。
このような場合は歯科医へご相談ください。

それではみなさん、今日もよい食事を!

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