夏を乗り越えて、全体的に塾生の意欲が高まってきているのが
大変嬉しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
夏が大好きな僕は、夏の残り香と時折吹きすさむ冬の硬い風が
溶け合う最近の陽気に哀愁を感じておりますが、
季節の変わり目のせつなさっていいですよね。
遠い昔の恋を思い出します(笑)

さて、僕の昔のコイバナなんぞ聞いていても
面白いはずもないでしょうから、本題に入りたいと思います。

栄えある初回は「成長を早める方法」について
数ある方法の中から僕の塾で必ず伝えている方法について
語りたいと思います。
僕の塾の塾生に関しては、
この意識を持つことが塾生である必須条件になりますので、
入塾したらスグに実践してもらっています(笑)。

ではみなさん、お子様の「成長を早める」ために
促す意識的な変化について考えてみて下さい。
何種類か思い当たった方は、
恐らくその中の方法の一つだと思います。
全く思い当たらない人は、
おそらく自然とできているので当然過ぎて考えたこともないか、
もしこのコラムで発見があった方は是非実践をオススメします。

答えはズバリ「言い訳をさせない」ことです。

なぁんだ、そんなことかと思った方も多いと思います。
確かに言葉にするととてつもなく簡単なことです。
ですが、日々の生活を振り返ってみて下さい。

僕らの周りにも
「忙しくて勉強する時間が…」
「色々ありまして…」
「だって○○君にこう言われたから…」
「政治家がこうだから日本は…」

言い出したらキリがないくらい日常に
「言い訳」や「人のせい」が溢れていると思いませんか?

でも、「言い訳」をする度に
自分の成長のチャンスが逃げていっているだけなんです。

そこをちょっと角度を変えて、
先ずは自分が何か不手際がなかったか、
自らを反省の出発点にさせてみて下さい。
この意識を持ち始めた瞬間から
人生の「失敗」が全て「成長」のチャンスへと変わります。
ちょっと厳しいですが、お子様の成長のチャンスを増やす為なら、
心を鬼にして叱ってあげて下さい。

子どもを叱るタイミングって非常に難しいですよね。
実は、僕の塾では子どもたちを叱るタイミングを
4つだけに絞っているんですが、
今回例に挙げた「言い訳をした時」は
絶対に外せないタイミングだと思っています。

言い訳ばかりして自分を変えようとしない人と
失敗したタイミングで毎回自己反省をする人。
どちらが成長するか言うまでもありません。
「成長の機会を自ら放棄した」という理由で
毅然と子どもたちには愛のムチを与えなければ、
僕らは職務放棄とすら思っています。

もちろん大人である我々だって、
恥ずかしながら僕も人のせいにしたくなる(してしまう)時は
多々ありますよね。
人間なんて不完全でいい加減なもので、
成功に比べて失敗の方が多いわけですよ。

そりゃあね、誰かのせいにできれば一番楽かもしれません。
でも、それでは何も変わらない。
人は間違える、だからこそ、間違えない努力を意識的にすることで
「成長」を楽しむことができる生き物なんじゃないかなぁ
と思うんですよね。

なんだか、最後は呑み屋でクダを巻いている
酔っぱらいみたいになってしまいましたが、今日はこの辺で。

書いていて自分自身の襟も正して
明日から望みたいと思うコラムでした。

大層なことを偉そうに言いましたが、
皆さん明日からもお仕事一緒に頑張りましょう(笑)

次回は、前述した「叱る4つのタイミング」を
絡めたお話をしたいと思います。

ではでは。明日も良い1日を!

9つの誤解:間違いだらけの“子育て”