妊婦:くだもの

今日は、前回の母親の栄養状態と環境のお話のつづきをします。

最近、ゼリー状の物に包まれて産まれてくる赤ちゃんが
増えているそうです。
何だと思いますか?
そのゼリーって。

正解は、ママの摂りすぎた『糖分と油のかたまり』です。
ゾワッとしますよね。
大切な赤ちゃんが自分の余分な物でくるまれているなんて。

赤ちゃんを守り育てる羊水が汚れている事は、
実は生まれた後にも深く影響してきます。

「私は大丈夫、一般的な食事をしているわ。」と思ったあなた。

そこが落とし穴、実は現代人の一般的な食生活は
すでに糖分と油を摂りすぎています。
というより、バランスと質が悪いのです。

糖分や油を摂り過ぎたと思ったら、
それに値するビタミンやミネラルを摂れば、
それはエネルギーに変える事が出来ます。
バランスを保てばよいのです。
油も一概に悪いというわけではなく、
むしろ細胞を作る上で欠かせないものです。
酸化していない身体にとって良質なものは
しっかり摂らなくてはいけません。

逆にコンビニやスーパーの惣菜、
ファーストフードなどの揚げ物に使われている油は要注意!!
摂らないで欲しい油No.1です。
脳も油で出来ています。
酸化した油=老化した油では良い細胞が作られるわけがありません。

それどころか、その油で羊水が汚れてしまっていると
赤ちゃんがリスクを背負って産まれてくる可能性が高まります。
最近急激に増えているアトピー、アレルギーです。
これについては後の発信で深く触れたいと思います。
なので、今日は簡単に。

アレルギーは『腸内環境が悪い状態』というのも原因の1つです。
胎児は4ヶ月目から羊水を飲み、
それを消化吸収して排出することをし始めます。
胃と腸を動かし内臓を強くしながら、
身体が口から栄養をとる準備をしていきます。
この時に羊水が汚れた油まみれだったら?
生まれる前から腸内環境が不安定に
なってしまう事が想像つきますか?

羊水は胎児にとって、とってもとっても大切な役割を担っています。
保温、衝撃から守る、成長発達を促す、内臓を強くするetc・・・。

羊水を新鮮な状態に保つという事は、
最高の子ども部屋と環境をプロデュースすること。
これは、私達が子どもに贈る初めてのプレゼントだと私は思います。

羊水は水とレシチンとビタミンEが主な成分です。
レシチンは主に大豆に含まれ細胞の生まれ変わりを助けたり、
悪い油を排出する手助けもします。
ビタミンEは魚の卵に含まれ、レシチンの酸化を防ぎます。
「羊水のレシチンを調べたら赤ちゃんの発達状態がわかる。」
と言われるくらい発育に関わるので、
是非意識的に摂って欲しいものです。

また、水は以前お伝えしたように新鮮なもの、
そしてミネラルが豊富なものをたくさん摂ることオススメします。
なぜなら、羊水は3時間おきに全て交換されているからです。
ママの身体は一番大切な子宮に最初に水を運ぶのです。
それをお腹の中の赤ちゃんも飲んでいる、
そう思ったら羊水の基盤になるお水はしっかりと選びたいですよね。

私自身もいずれは赤ちゃんを産みたいと考えているので、
意識的にレシチンとビタミンEは摂っています。
勉強している事もあってサプリメントからが主なのですが、
これまで知識不足で身体に負担をかける生活を続けてきたので
将来に向けて体質改善中なのです。
これを見ている女性の皆さん、
日頃の食事を3日間だけでいいのでメモしてみてください。
栄養の知識がなくても身体によくないなぁ・・・
と思うような食生活をしていると気づくかもしれません。
もしそうなら、それってかなりヤバイレベルですよ~!!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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