音楽を聴く子ども

前の記事で触れましたが、
人間は生まれた瞬間から「感じる」能力を持っています。
ですから、
自分自身の「命」を感じるために
「音楽」は一番の近道なのです。

音楽(ジャンルは問いません)を聞いた瞬間に
自分の中のリズムが揺れ動いたり、
またはマッチングしたり、
そう言った体感は幼い頃から出来ます。

するとその体感により「感動」が生まれます。
その「感動」は「興味」に変わります。
そして「興味」は知りたいという「欲求」になり、
人間は知らず知らずのうちに「興味」から
「知性」を身につけるのです。

それは「音楽」に関する「知性」とは限らず、
人それぞれ感じるものが違ければ、
「興味」が湧く方向性も異なります。

望まれなく生まれ、恵まれない環境の中で育ち、
どうやったら「知性」を身につけたらよいか分からない。
身につけるきっかけもない。

そう言った子供達こそ、音楽は必要です。
「生きる」=「音楽」といっても過言ではないと
前回の記事で書きましたが、それだけではなく、
私たちは無意識の内に音楽に沢山触れています。

テレビからも沢山の音楽が流れていますよね。
街に出れば、デパートやカフェでも耳にします。
とても身近なものなのです。

その様な身近なものだからこそ、
子供たちが「知性」を身につける為の後押しをしてくれます。
「考える」より、「感じる」事が先にある人間にとって、
「音楽」はとても簡単で、
言ってしまえばお手軽な教育法なのです。

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